いのちにつながる

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今日、６月２３日は慰霊の日。

その日に「伊勢の風を感じる会」で講話をされた赤塚さんの
「ヤマト人への手紙」を読み終えました。



沖縄には「いちゃりばちょーでー」「ゆいまーる」「ちむぐくる」という
生きた言葉が残っています。

「家族のように接する」「困った人がいたら助ける」など、心の豊かさを表した生きた言葉です。

「いちゃりばちょーでー」

いちゃりば：出会えば　ちょーでー：兄弟

一度出会ったのなら兄弟のように接すること

「ゆいまーる」

ゆい：結い、結びつきや助け合いの心　まーる：順番

お互い結びつき合って順番に助け合うこと

「ちむぐくる」

ちむ：肝　ぐくる：心

人の心に宿る、より深い想い

この「ちむぐくる」こそヤマトの心のようなな気がするんです。


赤塚さんの本にこのように書かれています。


「「八紘一宇」というのは、「日本書紀」において、初代神武天皇が即位の祈りに「掩八紘而爲宇」（あまのしたおおひていえとなさん）とおっしゃったことに由来する言葉です。

すなわち、キリスト紀元前660年前の二月十一日に、神武天皇が我が国の建国宣言の理念を、この「八紘一宇」に込められたということなのです。

「人類が一家族のように睦み合っていける世界を創造しよう」という、壮大な神の愛をこの世に実現するための光の言葉です。

国連加盟百九十三カ国の中で、建国の理念に神の愛を表す光の国を地上に創ると宣言した国がヤマトの他にあったでしょうか。」


「天の下、覆いて家となさん」

人類が家族のように睦み合う世界。

そんな平和な世界を創るのが日本の建国の精神であり、ヤマトの心。

その精神が今の沖縄に生きている。

沖縄には「大きな和」が生きていて、

その「大きな和」の心こそ

大和の心。


沖縄に移り住んで、僕は大和の心を思い出した気がします。

沖縄では当たり前のように大和の心が脈々と受け継がれていた。

日本の首都東京の近くに生まれて大和の心を感じたことは少なかった気がします。

でも沖縄に来て大和の心を思い出してから日本に帰ると、

大和の心を持った人達に不思議なくらい出会うは出会うは。

沖縄に移り住んだことがきっかけ。


今日は慰霊の日。

７１年前に沖縄戦が終結した日。

平和を祈念する日。

日本の人達がどれだけ平和を祈る大和の心を思い出せるのか。

自分自身がどれだけそこを生きられるかで決まってくるような気がしています。

沖縄のことを「うちなー」とも言いますが、

漢字で書くと「宇地縄」のことで宇宙と地球とを結ぶ縄のことなんだそうです。

心の奥底にいる本当の自分と現実の自分とが結びつく場なのかもしれません。

本当の自分を生き始めると心が平和になっていく。

まずは自分から。




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