2011年02月07日
愛知ターゲット~ホンキを出した人類の地球で最後の20の目標
昨年、名古屋で第10回生物多様性条約締約国会議(COP10)が開かれましたが、2010年以降の生物多様性保全の目標を定めたのが「愛知ターゲット」です。
日本は議長国として、この目標を達成する動きをしなくてはいけません。
この目標をしっかり遂行するよう、まずは「愛知ターゲット」の内容を周りの人にもにもお伝え下さい。
まずは知ること、伝えること。
ホンキを出した人類の、地球で最後の20の目標
2020年までに締約国全ての国が達成する2010 Nagoya COP10 愛知ターゲット
目標1
みんなが生物多様性を大切にして、行動にうつしています。
目標2
地方の開発、「地域づくり」や「雇用作り」も、生物多様性を大切にして計画されます。
必要な場合、生物多様性を守る費用を国家予算に組み込みます。
目標3
大型開発などを支えてきた、国の奨励措置や補助金。
これからは、生物多様性を脅かすものは段階的に廃止します!
生物多様性を呼び戻す事業には、もっとお金が使われます!
目標4
飲食店もホテルも、自動車、化粧品、食品メーカーも。
全ての業種ビジネスが、生物多様性を脅かさない経済活動に変わります。
目標5
森や海など、今は奪われている生き物たちの住みか。
2020年までにはそのスピードを少なくとも半減、可能な場合にはゼロに近づけます!
開発で分断されたり、劣化されるケースを劇的に少なくします。
目標6
魚や貝や、わかめやひじき。
これからは海の生き物を獲り過ぎたり、彼らの子どもが減るような漁法はしません!
また、水辺を復活させたり、みんなで漁を我慢するなど、減ってしまった種が回復するプロジェクトを始めます。
目標7
農業も、養殖業も、林業も。
これからは、多種多様な生き物が住み続けられるかたちで行います。
目標8
生活排水や農薬。
水の汚染が生きものたちに害にならないレベルまで改善されます。
目標9
ブルーギルやカミツキ亀。人が持ち込んだために、もといた生き物を死滅させてしまう「侵略的外来種」。
それがどんなルートから持ち込まれるのか特定して、根絶します。
繰り返さないための対策も。
目標10
サンゴなどのデリケートな生き物たち。
気候変動や海洋酸性化、開発や汚染で彼らをこれ以上殺すことがないように、それにつながる全ての行為を最小化します。
これは特に緊急なので、2015年までに!
目標11
少なくとも、陸の17%、海の10%を保全します!
水辺など、生き物にとって特に大切な場所から順番に、効果的に。
各地域の保全活動や、生息地をつなげる手段をフル活用して、陸の17%、海の10%よりも広い範囲の自然景観に統合していきます。
目標12
絶滅しそうな種を特別に守ります。
特に少なくなっている種を守る行動をしっかり継続し、より効果的にしていきます。
目標13
現在は、同じ作物ばかり大量に作られがちだけれど、これからは、各地に昔からある種を守り、多様性を保護します。
そのための戦略を作り、実行に移します。
目標14
飲み水や、山の幸、海の幸。自然からの恵みを回復し、保全することで、人の健康、生活、福利を守ります。
その際には、女性や先住民、弱者のニーズを考慮します。
目標15
生き物が少なくなってしまった自然のうち、15%以上を回復!
それが気候変動及び砂漠化防止にも役立つようにします。
目標16
名古屋議定書を守り、運用します。
名古屋議定書とは貴重な植物などを使うことで得た利益を生産地にも正しく分配すること。これは緊急なので2015年までに。
目標17
生物多様性を守るための、国の行動計画を作ります。
計画は本当に効果のあるものを、国民参加型で作ること。
文章にするだけでなく、政策としてしっかり実行に移します。
目標18
自然と共生する各地の伝統や、先住民らのやり方を尊重します。
そうした伝統の守り手が、生物多様性を守るためのしかるべき役割を担い、伝統的方法を伝え、主流化させます。
目標19
どこにどんな生き物がいるか、どんな役割を果たしているか、どの生き物が危機にあるかなどを科学的に把握します。
そうした知識を国じゅうで共有し、活用します。
目標20
以上、19個の目標のために、本気でお金を使います!
政府や民間、すべての資金源からの、生き物を守るためのお金を今よりもあきらかに増加させます。
日本は議長国として、この目標を達成する動きをしなくてはいけません。
この目標をしっかり遂行するよう、まずは「愛知ターゲット」の内容を周りの人にもにもお伝え下さい。
まずは知ること、伝えること。
ホンキを出した人類の、地球で最後の20の目標
2020年までに締約国全ての国が達成する2010 Nagoya COP10 愛知ターゲット
目標1
みんなが生物多様性を大切にして、行動にうつしています。
目標2
地方の開発、「地域づくり」や「雇用作り」も、生物多様性を大切にして計画されます。
必要な場合、生物多様性を守る費用を国家予算に組み込みます。
目標3
大型開発などを支えてきた、国の奨励措置や補助金。
これからは、生物多様性を脅かすものは段階的に廃止します!
生物多様性を呼び戻す事業には、もっとお金が使われます!
目標4
飲食店もホテルも、自動車、化粧品、食品メーカーも。
全ての業種ビジネスが、生物多様性を脅かさない経済活動に変わります。
目標5
森や海など、今は奪われている生き物たちの住みか。
2020年までにはそのスピードを少なくとも半減、可能な場合にはゼロに近づけます!
開発で分断されたり、劣化されるケースを劇的に少なくします。
目標6
魚や貝や、わかめやひじき。
これからは海の生き物を獲り過ぎたり、彼らの子どもが減るような漁法はしません!
また、水辺を復活させたり、みんなで漁を我慢するなど、減ってしまった種が回復するプロジェクトを始めます。
目標7
農業も、養殖業も、林業も。
これからは、多種多様な生き物が住み続けられるかたちで行います。
目標8
生活排水や農薬。
水の汚染が生きものたちに害にならないレベルまで改善されます。
目標9
ブルーギルやカミツキ亀。人が持ち込んだために、もといた生き物を死滅させてしまう「侵略的外来種」。
それがどんなルートから持ち込まれるのか特定して、根絶します。
繰り返さないための対策も。
目標10
サンゴなどのデリケートな生き物たち。
気候変動や海洋酸性化、開発や汚染で彼らをこれ以上殺すことがないように、それにつながる全ての行為を最小化します。
これは特に緊急なので、2015年までに!
目標11
少なくとも、陸の17%、海の10%を保全します!
水辺など、生き物にとって特に大切な場所から順番に、効果的に。
各地域の保全活動や、生息地をつなげる手段をフル活用して、陸の17%、海の10%よりも広い範囲の自然景観に統合していきます。
目標12
絶滅しそうな種を特別に守ります。
特に少なくなっている種を守る行動をしっかり継続し、より効果的にしていきます。
目標13
現在は、同じ作物ばかり大量に作られがちだけれど、これからは、各地に昔からある種を守り、多様性を保護します。
そのための戦略を作り、実行に移します。
目標14
飲み水や、山の幸、海の幸。自然からの恵みを回復し、保全することで、人の健康、生活、福利を守ります。
その際には、女性や先住民、弱者のニーズを考慮します。
目標15
生き物が少なくなってしまった自然のうち、15%以上を回復!
それが気候変動及び砂漠化防止にも役立つようにします。
目標16
名古屋議定書を守り、運用します。
名古屋議定書とは貴重な植物などを使うことで得た利益を生産地にも正しく分配すること。これは緊急なので2015年までに。
目標17
生物多様性を守るための、国の行動計画を作ります。
計画は本当に効果のあるものを、国民参加型で作ること。
文章にするだけでなく、政策としてしっかり実行に移します。
目標18
自然と共生する各地の伝統や、先住民らのやり方を尊重します。
そうした伝統の守り手が、生物多様性を守るためのしかるべき役割を担い、伝統的方法を伝え、主流化させます。
目標19
どこにどんな生き物がいるか、どんな役割を果たしているか、どの生き物が危機にあるかなどを科学的に把握します。
そうした知識を国じゅうで共有し、活用します。
目標20
以上、19個の目標のために、本気でお金を使います!
政府や民間、すべての資金源からの、生き物を守るためのお金を今よりもあきらかに増加させます。
Posted by ほこぴー at 21:11│Comments(0)
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