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2011年02月19日

ネット署名始めました!名護市東江ハマサンゴの海を埋めないで!

名護の自然を守り次世代に伝えたい市民の会で名護東江の海のヒンプンガジュマルとも言える長老ハマサンゴと海を守るインターネット署名を始めました。

海のヒンプンガジュマル 名護市東江ハマサンゴの海を埋めないで!
http://www.shomei.tv/project-1696.html

とんとんみー通信(東江の海の様子が詳しく書かれています)
http://ari3tsu.ti-da.net/

名護の自然を守り次世代に伝えたい市民の会
http://jisedai.ti-da.net/

出来ることなら現場に行って海の様子を感じてもらいたいです。

やっぱり写真やネットで見るのと、その場の空気を感じるのではまったく違いますし。
人と人とのつながりも大切だと思います。

沖縄自動車道許田インターを降りて58号線を名護市街方向へ。イルカの像が立つ世冨慶交差点を左折してすぐの海岸です。

ジャスコ名護店では20日まで東江の海の写真展を開催しています。

「とてもすごいとおもいました。小さないきもの、さんご・・・ぼくたちのみらいをうばわないでください。」

写真展に寄せられた感想の一つです。
つないでいきたいですよね。

署名はネット上で匿名にすることも出来ます。
よろしくお願いします。

求めているのはあくまでも話し合いです。
行政が過去に決めた計画を何が何でも、そのまま進めていくのではなくて、必要があれば一度立ち止まって足元を見直すことも時には必要だと思います。

署名プロジェクトの詳細です。

 平成13年度より22年度工期にて進められている沖縄県名護市の東江海岸高潮対策護岸事業工事の最終段階の養浜事業の直前に東江護岸内の礁池の真ん中に名護のシンボル銘木「ヒンプンガジュマル」に匹敵する歳月を生き続けている巨大なハマサンゴが発見されました。私たちが調べたところ、高さは3m、周囲12mに達し、ハマサンゴは一年に約1センチほどしか成長しないということで、このハマサンゴはおおよそ300年は越えているのではないかと推定されます。このまま砂の埋め立てが進められれば、私たち名護市民は1998年のサンゴの大白化現象からも生き残った貴重な名護湾の歴史の証人を永遠に失うことになるのです。
 
 東江海岸は国定公園内でありながら、道路整備などで埋め立て拡張が進められてきたために、天然の渚と豊かなサンゴ礁は失われました。
その結果、台風時の高潮被害が出るようになり、現在新たな事業が行われています。
すでに完成した2つの護岸の一方には、海底から持ち込まれた白い砂が敷き詰められ、生きものの気配はないが、見た目にはきれいな人造ビーチとして完成し、他方はまだ、砂が投入されておらず豊かな自然が残されています。

 このわずか縦90m、横230mの人工リーフ内の礁池には沖縄(日本)で確認されているクマノミの6種のうちの4種が確認され、大型ハマサンゴの長老の頭上には、まるで孫たちのような藻類や小魚たちが戯れて生命が溢れています。彼の足元の砂地にはジュゴンの好む海草も茂って、今は沖縄の渚に少なくなってしまった「生きた星砂〔有孔虫〕」もいます。ソフトコーラルの咲き乱れる海中の花園では今日も幼いサンゴたちがスクスクと育ち、一度は損われたサンゴ礁生態系が力強く回復しつつあります。
私たち名護市民がかつてここにあった名護湾の再生を願う時、この小さな海に生き残る長老の歴史と記憶や、回復しつつあるサンゴ礁の生きものたちを失うことは大きな損失です。

 この高潮対策事業が開始され、人工リーフと護岸が整備して以来高潮による大きな被害は起きていず、一方、養浜によるあらたな飛砂被害が出ている現在、私たちは、この防災事業の再検証を要望し、東江護岸事業の一部を凍結し、護岸に砂を入れた海浜と入れていない護岸を比較し、その防災の効果と生態系の回復のモニタリングを提案しています。
 そして、この国定公園海岸の将来についてサンゴ礁生態系の復元を展望し、海岸防災と環境保全について、名護市行政や市民と共に知恵を出し合い、豊かな沖縄県の海浜環境を取り戻すための話し合いを要望します。

名護の自然を守り、次世代に伝えたい市民の会

ネット署名始めました!名護市東江ハマサンゴの海を埋めないで!


こんな美しいいのちを残していきたい。
今、必要なのは一人ひとりの気持ち、声です。
ご協力お願いします。



Posted by ほこぴー at 07:06│Comments(1)
この記事へのコメント
自然のサンゴ、大切にして
次世代の子どもたちにも残してあげたいですね。

キャサリン・ミュージック著の「サンゴの森」という
写真絵本おすすめです。(そうえん社)
小学校の読み聞かせの時間に、
いろんなクラスで読んでいます。

子どもたちが自分たちの周りに、
こんな美しいサンゴがあること
まず認識してほしいと思って、
私ができることやっています。
Posted by ルミナスルミナス at 2011年03月07日 05:24
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