2015年02月08日
呼吸するということ 0028
少し前のブログに、
ヨーガの語源は「つなぐ」という意味の言葉で、
「心と体」、「意識と無意識」、「自我と真我」をつなぐのが目的ということを書きました。
これは別の言い方をすると
「見える世界」と「見えない世界」をつなぐこと
とも言えます。
見えなければないかと言えば、まったくそんなことはなく、
むしろほとんど見えていないという方が的を得ている気がします。
自分の体ひとつとっても心臓や腸などの臓器はまったく意識して動かすことは出来ないし、
普段、それらが動いていることすら意識にのぼることは少ない。
循環、呼吸、消化、発汗・体温調節、内分泌機能、生殖機能、および代謝など身体を維持するのに必要な機能をコントロールしているのが自律神経系。
ここは無意識の領域。自律神経=無意識、です。
ただ唯一、呼吸だけは意識的に止めたり早くしたりすることが出来ます。
かと言って意識してなければ動かないかと言えばそうではなく、
意識してなければ無意識に動いています。
呼吸というのは意識的に動かすことが出来れば
無意識で動いてもくれる人間の機能。
呼吸を意識することが大切な理由がここにあります。
呼吸こそが意識と無意識の橋渡し的な存在。
そして呼吸は生命を維持するのに一番大切な「空気」を循環させています。
これも普段、意識しません。
あるのが当たり前。
これは大体の数値ですが人間は、
食べものは5週間なくても生きていける、
水は5日間なくても生きていける、
空気は5分間なくても生きていける。
と言われます。(もちろんかなり個人差はあります。)
たった5分間、空気がないともう生きていけない。
さらに一日に呼吸する空気の重さは約17kgにもなります。(過去ブログ)
食べものにせよ水にせよ2kgも食べたり飲んだりすれば十分ということを考えると、どれだけ出入りしているのか。
17kgもの空気が一日に自分の体を出入りしているなんて意識したことはない。
それに空気という名前がすごい。
「空(くう)」と「氣」。
空(くう)というものはすべての存在の中にあり、外にあります。
もう言葉では定義することもできないもの。
すべての存在は空(くう)で満たされていると言っていい。
満たされたものの中にいると、そこを満たしているものは感じられなくなります。
人が空気の中にいて感じられないのと同じ。
空気そのものは感じられません。
空気が流れて動いて風として感じます。
流れて動くことで存在が感じられるようになります。
空(くう)が流れ動いたものが「氣」。
この氣が存在を感じられるようにしている。
だからこの「空(くう)」と「氣」という言葉から出来ている空気という言葉の中には
万物の根源という意味があるんではなかろうか。
そんな風に思ったりもします。
呼吸そのものが「いのち」とつながる行為。
空気と自分との関係も別の存在と言えません。
吸った空気が肺から血の中に溶け込み全身を巡り体から出ていく。
今、吸った空気はさっきまで自分の中にあった空気かもしれない。
今、吸った空気は誰かの中にあった空気かもしれない。
「ガイア仮説」で知られるジェームズ・ラブロック博士が作った空気の検出器を使うと、
イギリスの博士の研究所で散布した1リットルの気体が一週間後、日本で検出できるらしい。
人が一日に呼吸する量というのは1万3000リットルほど。
一ヶ月もこの地球上で生活していれば、世界中の人間、動物、 植物の吐いた息をお互い吸い合っているんじゃなかろうか。
考えている以上に生きとし生けるものは空気を介してお互いがつながりあっている。
呼吸というのはそんな壮大な行為だったりするし、
空気というのはそんな偉大な存在だったりする。
生きていく上で一番大切なことは意識してないけどいつもしている。
生きていく上で一番大切なものは目には見えないけど目の前にある。
そこを意識できるかできないかで生き方は大きく変わってくると思います。
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http://www.hokopi.com/
☆フルフィルメント瞑想の伝授をすると
Lenkaのアイソレーションタンク会費(10,500円分)無料
アイソレーションタンクとは? → ウィキペディア
2月の瞑想会予定
詳しくはコチラ → http://www.hokopi.com/session
4日(水) 満月瞑想会
8日(日) 一日瞑想会
12日(木) ヨーガ瞑想会
19日(木) 新月瞑想会
22日(日) グループ瞑想会
25日(水) ヨーガ瞑想会
会場はすべて Lenka (宜野湾市) です。
♪人生とはいのちを喜ぶ人を増やすお祭り♪
今後のイベントの予定です。
3月21日 へそ道出版記念@ 沖縄スペシャル
沖縄天分素・てんぶすまつり 〜「1/4の奇跡」上映会&入江富美子講演会&マルシェ〜
5月30日 てんやぶの衝撃的ガチ聞き全国縦断ツアーin沖縄
2016年2月20日 山元加津子講演会in沖縄(詳細未定 21日は宮古島講演会です)
ヨーガの語源は「つなぐ」という意味の言葉で、
「心と体」、「意識と無意識」、「自我と真我」をつなぐのが目的ということを書きました。
これは別の言い方をすると
「見える世界」と「見えない世界」をつなぐこと
とも言えます。
見えなければないかと言えば、まったくそんなことはなく、
むしろほとんど見えていないという方が的を得ている気がします。
自分の体ひとつとっても心臓や腸などの臓器はまったく意識して動かすことは出来ないし、
普段、それらが動いていることすら意識にのぼることは少ない。
循環、呼吸、消化、発汗・体温調節、内分泌機能、生殖機能、および代謝など身体を維持するのに必要な機能をコントロールしているのが自律神経系。
ここは無意識の領域。自律神経=無意識、です。
ただ唯一、呼吸だけは意識的に止めたり早くしたりすることが出来ます。
かと言って意識してなければ動かないかと言えばそうではなく、
意識してなければ無意識に動いています。
呼吸というのは意識的に動かすことが出来れば
無意識で動いてもくれる人間の機能。
呼吸を意識することが大切な理由がここにあります。
呼吸こそが意識と無意識の橋渡し的な存在。
そして呼吸は生命を維持するのに一番大切な「空気」を循環させています。
これも普段、意識しません。
あるのが当たり前。
これは大体の数値ですが人間は、
食べものは5週間なくても生きていける、
水は5日間なくても生きていける、
空気は5分間なくても生きていける。
と言われます。(もちろんかなり個人差はあります。)
たった5分間、空気がないともう生きていけない。
さらに一日に呼吸する空気の重さは約17kgにもなります。(過去ブログ)
食べものにせよ水にせよ2kgも食べたり飲んだりすれば十分ということを考えると、どれだけ出入りしているのか。
17kgもの空気が一日に自分の体を出入りしているなんて意識したことはない。
それに空気という名前がすごい。
「空(くう)」と「氣」。
空(くう)というものはすべての存在の中にあり、外にあります。
もう言葉では定義することもできないもの。
すべての存在は空(くう)で満たされていると言っていい。
満たされたものの中にいると、そこを満たしているものは感じられなくなります。
人が空気の中にいて感じられないのと同じ。
空気そのものは感じられません。
空気が流れて動いて風として感じます。
流れて動くことで存在が感じられるようになります。
空(くう)が流れ動いたものが「氣」。
この氣が存在を感じられるようにしている。
だからこの「空(くう)」と「氣」という言葉から出来ている空気という言葉の中には
万物の根源という意味があるんではなかろうか。
そんな風に思ったりもします。
呼吸そのものが「いのち」とつながる行為。
空気と自分との関係も別の存在と言えません。
吸った空気が肺から血の中に溶け込み全身を巡り体から出ていく。
今、吸った空気はさっきまで自分の中にあった空気かもしれない。
今、吸った空気は誰かの中にあった空気かもしれない。
「ガイア仮説」で知られるジェームズ・ラブロック博士が作った空気の検出器を使うと、
イギリスの博士の研究所で散布した1リットルの気体が一週間後、日本で検出できるらしい。
人が一日に呼吸する量というのは1万3000リットルほど。
一ヶ月もこの地球上で生活していれば、世界中の人間、動物、 植物の吐いた息をお互い吸い合っているんじゃなかろうか。
考えている以上に生きとし生けるものは空気を介してお互いがつながりあっている。
呼吸というのはそんな壮大な行為だったりするし、
空気というのはそんな偉大な存在だったりする。
生きていく上で一番大切なことは意識してないけどいつもしている。
生きていく上で一番大切なものは目には見えないけど目の前にある。
そこを意識できるかできないかで生き方は大きく変わってくると思います。
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4日(水) 満月瞑想会
8日(日) 一日瞑想会
12日(木) ヨーガ瞑想会
19日(木) 新月瞑想会
22日(日) グループ瞑想会
25日(水) ヨーガ瞑想会
会場はすべて Lenka (宜野湾市) です。
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3月21日 へそ道出版記念@ 沖縄スペシャル
沖縄天分素・てんぶすまつり 〜「1/4の奇跡」上映会&入江富美子講演会&マルシェ〜
5月30日 てんやぶの衝撃的ガチ聞き全国縦断ツアーin沖縄
2016年2月20日 山元加津子講演会in沖縄(詳細未定 21日は宮古島講演会です)
Posted by ほこぴー at 21:24│Comments(0)
│ヨーガ
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